夏休み9日目、残り356日。
久方ぶりの更新です。夏休み開始〜!って元日にやらんのかい!って話ですね。
もしかしたらしれっとあとでやったことにするかもしれません。
14日から
マレー半島縦断!
ドキッ☆初めてのバックパック旅
※単にスーツケースをパックパックに持ち替えただけで特に本質に変更はない
予定なのと次回の旅行も早めに決めておかねば航空券代が上がりそうで連日調べ物&検討という感じで……いやあまりにも旅行以外のことなんもしてなくね?みたいな。
いえ旅行以外のことやらずに真面目にやってたらとっくに全部決まってますね。無為にtwitterとか見てる時間があと大量にあります。
それは流石にまずいやろってことでまあずっと眺めてたって急になにか決められたりもしないので別のこともしような?ってことで、積読解消(これも休職中のやりたいこと事項ではある)をばですね。
文庫の小説も結構あるのですが、ひとまず頭を使わなくてもプリミティブに直感で楽しむことも可能な美術関連に手を付けました。なお、通常はこういったものも頭使って読むと思います。
1冊目は、こちらの「美の器 牟田陽日作品集」です。
- 価格: 3080 円
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twitterのアカウントもある牟田陽日さん(@yoca_muta)の作品集です。
現物はお金を頑張って用意しても抽選販売等でなかなか買えませんのでせめて作品集をと……とてもとても眼福でございました。
酒呑みなのでどうしても自然と酒器を眺める時間が長くなるのですが、何がいいってすごく「酒を注いで使うこと」が意識されてるんですよ!アートピースと言って差し支えないデコラティブさと完成度、だけど飽くまで「実用する酒器」という前提が感じられるんです。
それは「実用=使いやすさ・飲みやすさ・口触りの良さ」では必ずしもなさそうなんだけど(形とか)、お酒を注いだときにどう見えるか、或いはなんだったら酒を注ぐことで完成する景であったり、酒を飲むひとが持ったときに愉しむであろう手触りが意識されていたり……
この器で酒が呑みたいッ!
感想がすべてそこに着地してしまう……!ほんといつかそういう機会に恵まれたい〜!
悩ましく妄想の酒に酔いながらページを繰りました。勿論酒器以外の作品も素敵です。
関係ないんですが、今度バンコク行ったら絶対やりたいことのひとつが
市街地を自由に跋扈するミズトカゲを見る
なので、これすごい印象に残りましたよね。いやほんとすごい動植物の描写がすごい、この鱗とか……上絵を描いては何度も焼き重ねているそうです。気が遠くなりそう。
巻末のエッセイやインタビューも興味深く読ませていただきました。描くことから始まって一度描くことから離れてまた新たな「描く」世界へ来た結果が九谷焼だったのだなあと思いました。
続いて2冊めはこちら。
とりあえずこの装丁見たらもう買うしかなくないですか?
という感じで福岡アジア美術館から連れ帰っていた子です。
- 価格: 2750 円
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なんと一点一点インドで手製本した絵本なのです。なのに2,750円。
えっもう買うしか……?(2回目)
インド各地の伝統絵画の描き手がそれぞれ独特の手法で様々な動物を描いたシンプルな構成。とりあえず素直に絵と紙を感じとこうぜ!?(そう、紙もよい)
そして素直に感じた後には巻末に最低限の注釈が添えられており、ついついGoogle Mapを検索しインドに思いを馳せるなど旅行するひとあるあるムーブを取ってしまいました。
このね、真ん中あたりにある「マドゥパニ画」ってやつが特にすごい気になってます。こんな鮮やかな絵を家の壁とかに描いたりするんですか……!?
そんなん絶対見たすぎるやろ……。
というわけで結局旅行話に着地していくのですが、少し旅行関係以外のこともやったよ!という話。
あっ、旅行以外と言えば12/27の帰国後、家から出たのがわずか三回(文字通り「家屋から出た」のが三回)なので、世間が仕事をはじめた6日からエアバイク30分とラジオ体操やってます。
我ながら今日まで続いただけでもすごいと思う……。(運動嫌い)