夏休み12日目、残り353日。
追加の日記です。今日大してなんもしてないので本くらい読まねば〜と1冊。
マツオヒロミさんの「マイガーランド」、下着にまつわる本です!
架空のランジェリーショップ・マイガーランドを軸に、ショップのスタイルブックという体のイラストレーション、ショップにまつわるショートストーリー、ショップの店員さんが紹介する形のランジェリーの歴史、で構成されています。内容も当然いいんですが、
装丁がいい!スタイルブックの前にこうした遊び紙が入っていたりとか!
隅々まで素敵なご本でした。もともとわたしは下着に凝るほうでは全然ないのですが(若かりし頃に一時期ピーチジョンにハマってたくらいで以降は……)、それでもいいよねいいよね〜!となりました。
そして相変わらずマツロヒロミさんの女の子はうつくしいですし……!
ランジェリーの歴史などは特に勉強にもなりよかったです。最近、ブランドの美術展示などでファッション史を何回も見たので流石に頭に入ってきたところですが、その内側に下着ありということに気付かされました。そして自分が若かりし頃が既に歴史の一ページにw
ジャン=ポール・ゴルティエやヴィヴィアン・ウエストウッドらによってアウトウエアとしてデザインされたコルセットなど、1990年代は下着を表層化するのが大きなファッションの流れとなりました。
「マイガーランド」マツロヒロミ より
あああああああとても覚えがあるぅぅぅぅぅ!
そうそうキャミソールやキャミワンピも最初は一枚で着るの、年輩の方からは破廉恥っぽい目で見られた!でも今やある程度普通……とは言え、最近の子は日焼けとか冷房対策とかで我々が若い頃よりしっかり肌覆ってると思う……。
そんでゴルチェやヴィヴィアンは高くて買えないから、それっぽい他ジェネリック的ブランドのテディ着たり、ピーチジョンのガーターベルト服の上から着けたりしてたんですよおおおおおおお!なっつかし!
そう言えばこの前クリニャンクールの古着屋さんで、たぶんマジもんのヴィンテージっぽいナイトガウンやキャミがあって結構悩みました。やはり状態が悪い(レースのほつれやシルクの染み・穴あき)割に高いのと、うまくリメイクする自信がないので諦めたのですが、本当に可愛かったです。ランジェリーぽいデザインの服とかはすごいすきですが、この年齢になると着こなしが難しいですね。品が欲しい、品が。
まあ古着全般、年齢にほしい清潔感とのバランスが難しいのですが……。
そして巻末でこの本をつくるきっかけのひとつとして以下の本を紹介されていました。
ランジェリーデザイナーさんの著作らしいです。
わたしはこの方を存じ上げなかったのですが、もうタイトルだけでセンスすごない!?となり読みたい本リストに加わりました。このタイトルで面白くない筈がない。
積読をひとつ減らしてまたひとつ積読を増やす、それが人生ってもんですね。